|
”古民家”ならでわの質感を醸し出す”土壁や木材”ですが、長期にわたり風雨にさらされしまうと、壁もボロボロになり、木材も”日焼けや雨染み”そして ”アク”が溜まってしまいます。 そこでまず、木材に溜まった不純物の”一斉洗浄(リフレッシュ)”を行いました。細心の注意を払い、それ専用の洗浄剤を用いて、木材独特の模様や質感を損なうことなく洗い落とします。同時に不要または不良な”釘”の撤去・復旧を行い、パテ処理等で”下地(ファンデーション)”を整えます。 続いて、十分乾燥させた後、木材の状態に合わせて、”木材保護塗料”を選定します。 これは、防虫・防腐は勿論、変色やひび割れ防止も兼ねておりますが、環境にも十分配慮されたものを選定させて頂いております。 仕上がりの全体の色合いは、弊社より御提案させては頂きますが、お客様のご要望を第一に吟味の上、塗装を行います。 この度のは”土壁の補修”も必要であった為、その”仕上がりイメージ”をふまえて少し濃い色合いで仕上げました。また”土壁の補修”は、弊社が責任を持って専門の業者をご紹介させて頂き、入念な補修を施して、均一に仕上げました。 |
工事概要 |
外部土壁の補修・外部木材のリフレッシュ塗装・ 軒天塗装・ 各種サッシ等の点検補修 |
お客様からのお言葉 |
初めは、”土壁”もボロボロで”木材”も汚らしく変色してしまい、このままでは大規模な補修工事が必要なのでは?と、頭を悩ませていました。 家の造りは農家ならではの”古い造り”となっておりますが、私自身、故郷を想う気持ちが強く、故郷の自然や風景に調和した”たたずまい”をいつまでも大切に残したい、と願っておりました。 この度の工事で感じた事は、古くなり、ボロボロになったものを”新しく交換・塗り替える”と言った感じとは違い、そのもの自体を”現代に蘇えらせる(正に再生)”と言うイメージが、非常に強かったです。手軽にここまで”蘇えらせる事”が出来るのか!と驚きました。 ”外装の再生”も完了したので、次回は是非、”内装の再生”を検討し、お願いしたいと思っております。 と、この様なお言葉を頂き、心底よりお礼を申し上げます。 我々も今後、最善の計画案を御提案させて頂きますので、是非、”古き良きたたずまい”の再生に取り組まれ、 故郷の”迎賓館”となる様な、素敵な夢の実現を、心よりお祈りしております。 |